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大野油坂道路に338億円 国交省方針 当初予算 過去最大 

2021年3月30日 05時00分 (3月30日 09時44分更新)

 中部縦貫自動車道大野油坂道路(三五キロ)について、国土交通省が二〇二一年度の事業費として当初予算では過去最大の三百三十八億五千万円(前年度比五十二億円増)を充てる方針を固めた。福井港丸岡インター連絡道路(二〇キロ)は、2(ローマ数字の2)期区間(坂井市春江町西長田−同市坂井町福島、二・八キロ)を新規事業として採択するもようだ。 (山本洋児)
 大野油坂道路の内訳は、大野−大野東間(五・五キロ)に四十八億円、大野東−和泉間(一四キロ)に百四十六億円、和泉−油坂間(一五・五キロ)に百四十四億五千万円を計上する予定。架橋工事やトンネル工事などを進める。
 大野−和泉間は二二年度末の開通を予定している。和泉−油坂間は未定。総事業費は二千三百十億円で、二一年度当初予算を含めると事業費ベースの進捗(しんちょく)率は63%になる。これまで大野油坂道路の当初予算は二〇年度の二百八十六億六千七百万円が最多だった。補正を含めると二〇年度は三百九十五億円が計上されている。
 福井港丸岡インター連絡道路は福井港を起点とし、北陸自動車道丸岡インターチェンジに至る。県は、国への重要要望で2(ローマ数字の2)期区間の新規事業化を求めていた。二一年度は、測量や概略設計のため四千万円が計上される予定だ。1(ローマ数字の1)期区間(坂井市坂井町福島−同市丸岡町八ツ口、三・六キロ)は一四年三月に事業化され、二一年度当初では八億六千万円が計上される見通し。事業費は1(ローマ数字の1)期、2(ローマ数字の2)期ともに九十六億円とされる。

 国27の青葉トンネル バイパス整備着手へ

 国交省が二〇二一年度、福井県−京都府境の国道27号青葉トンネルのバイパス整備に着手することが分かった。二一年度当初予算に事業費として七千万円を計上する方向で調整している。青葉トンネルは高浜町と京都府舞鶴市にまたがり、断面が小さいため大型車の通行に支障が出ている。国は有識者でつくる防災対策等検討会議で、青葉トンネルを含む現道延長一・七キロ区間について、バイパスルートによる整備が妥当との判断を示している。
 一方、暫定二車線で開通している国道8号の坂井市丸岡町玄女−あわら市笹岡(五・四キロ)については、二一年度から四車線化工事を始める方針。関連事業費などとして一億五千万円を充てるもようだ。

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