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エレベーター論争再燃の名古屋城天守 河村氏と横井氏、分かれる主張 

2021年3月30日 05時00分 (3月30日 05時02分更新)
名古屋城天守に設置されている屋外エレベーター(左下)=名古屋市中区で、本社ヘリ「まなづる」から

名古屋城天守に設置されている屋外エレベーター(左下)=名古屋市中区で、本社ヘリ「まなづる」から

  • 名古屋城天守に設置されている屋外エレベーター(左下)=名古屋市中区で、本社ヘリ「まなづる」から
  • 定例会見に臨む河村たかし市長=29日、名古屋市役所で
  • エレベーター設置などを求める要望書を持参した障害者団体幹部(右)と横井利明氏=名古屋市中区で
 来月の名古屋市長選に向け、木造復元する名古屋城天守にエレベーター(EV)を造るかどうかの論争が熱を帯びてきた。現職として事業を進めてきた河村たかし氏(72)は、「史実に忠実に」との立場からEV以外の新設備を模索する。これに対し元市議会議長の横井利明氏(59)は、史実を重視しながらも「EVによるバリアフリーが大前提」と出馬予定の二人が真っ向対立。告示前から火花を散らす。 (水越直哉)
 「全ての方が活躍する社会をつくるため、木造復元にEVは必要だ」。横井氏は二十八日、市内の事務所で語った。
 この日、市内の十の障害者団体でつくる「名古屋城木造天守にEV設置を実現する実行委員会」が横井氏の事務所を訪れ、EV設置などを求める提言書を手渡していた。
 木造復元事業では当初、小型EVと階段昇降機で車いす利用者を五階まで運ぶ案などが示された。ところが忠実な復元に意欲を示す河村氏らが難色を示し、市は二〇一七年、EV以外の新技術導入を公表した。
 これに一部の障害者団体が反発。市は一八年「史実とバリアフリーを両立する」を条件に世界中から新技術を公募すると発表したが調整が遅れ、コンペは二一年度にずれ込む見通し...

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