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先制弾のビースト林大地「チームのために走ることを優先」球際の争い闘志むき出し【U―24日本代表】

2021年3月30日 06時20分

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前半、戦線ゴールを決める林(中央)

前半、戦線ゴールを決める林(中央)

◇29日 U―24国際親善試合 日本3―0アルゼンチン(ミクニワールドスタジアム北九州)
 日本が東京五輪金メダル候補に快勝し、0―1で敗れた第1戦(26日・味スタ)の雪辱を果たした。MF久保建英(19)=ヘタフェ、MF板倉滉(24)=フローニンゲン=を除く、第1戦から入れ替えられた先発9人のうちの1人、FW林大地(23)=鳥栖=が前半終了間際に先制点。後半、久保建のアシストによる板倉の2得点を加えた。
 満月に照らされたミクスタのピッチで、“ビースト”林が荒々しい雄たけびを上げた。0―0の前半45分、DF瀬古の鋭いフィードに反応し、ゴールへ加速しながら右足トラップ。守備陣の裏へ抜け出すと、最後は豪快に右足を振り抜いてネットを揺らした。
 「(瀬古)歩夢から、いいボールが来た。代表に選ばれている選手はいいボールを出してくれるので、準備していないのは全部自分の責任になる。常に準備するという心構えを試合で表現できた」
 大卒1年目の昨季、鳥栖でチーム最多の9得点をマーク。今合宿はMF堂安(ビーレフェルト)の負傷に伴い、追加で招集された。26日の第1戦は、出場3分でシュートを打てず。初先発に抜てきされたピッチで一発回答をたたきだした。
 得点シーン以外でもらしさ全開でピッチを駆け回った。「チームのために走ることを優先して試合に入ろうと思った」という言葉通り、試合開始直後から前線のプレスで圧力をかけた。アルゼンチンとの球際の争いも辞さず、闘志むき出しでプレーした。
 絶対的存在のいない1トップで目に見える結果を残し、本大会メンバー入りへ存在感を示した。「初めて会う仲間に刺激をもらったし、また一緒にサッカーをしたいと思った」と林。さらなるアピールで、U―24代表で居場所を見つける。
 ▼林大地(はやし・だいち) 1997(平成9)年5月23日生まれ、大阪府出身の23歳。178センチ、74キロ。G大阪ジュニアユース、履正社高(大阪)、大体大を経て、2020年に鳥栖入り。昨季J1で31試合に出場し9得点。得点感覚の優れたストライカーで、野性味のあふれるプレースタイルから愛称は「ビースト」。

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