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【センバツ】東海大相模、2011年以来の“吉兆完封”で準決勝へ 横浜高に並ぶ春夏5度目Vへ突き進む

2021年3月29日 19時31分

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2回、2ランを放ち、門馬監督(左)とグータッチを交わす東海大相模・門馬

2回、2ランを放ち、門馬監督(左)とグータッチを交わす東海大相模・門馬

◇29日 センバツ高校野球準々決勝 東海大相模8―0福岡大大濠(甲子園)
 “親子鷹”弾がチームを勢いづけた。東海大相模は門馬功外野手(3年)が2回1死二塁で左翼ポール際にリードを4点に広げる2点弾。低めの直球を狙い打ち「チームがつないでくれたのに自分は乗っただけ。素直にうれしかったです」。父の門馬敬治監督(51)も東海大4年で主将の兄・大さんも、選手としてはあと一歩届かなかった甲子園で輝きを放った。
 ベンチ前でグータッチで迎えた門馬監督は「追加点が欲しいところだった。特別な感情はなく、一選手のホームラン」と父親としての思いは封印したが、門馬功は3回、8回にも追加点につなげる長短打。急性胃腸炎のためベンチを外れた大塚瑠晏主将(3年)の代役主将として打線を強力に引っ張った。
 自宅が学校敷地内にあったことで野球部のグラウンドは遊び場だった。明るい性格で選手から遊んでもらい、中日の小笠原慎之介投手(23)を擁して優勝した2015年夏はチームに帯同もした。「同じ宿舎に泊まるように言われたのはあのときだけ。お兄ちゃんたちの出発を毎日見送っていました」と母・七美枝さん(52)。当時チームをなごませた小学生の門馬功は立派なムードメーカーになって甲子園に戻ってきた。
 3年ぶりに準決勝へ進出。準々決勝の完封突破は優勝した11年春の準々決勝、鹿児島実戦以来という吉兆。2回戦まではロースコアだったが、主将不在でチームが一丸となって大勝。主将代行の門馬功は「1、2回戦はピッチャーが助けてくれて、今日は野手が助けた。チームとしてバランスが取れている」と胸を張った。神奈川県内でのライバル、横浜高に並ぶ春夏合わせて5度目の優勝、そして父である門馬監督の甲子園30勝が見えてきた。

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