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バルセロナ五輪78キロ級金の吉田秀彦さん 古賀稔彦さん葬儀・告別式で遺影を前に1分間、言葉が出ず涙…「先輩にサヨナラを言いたくない」

2021年3月29日 16時51分

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祭壇に飾られた古賀さんの遺影(代表撮影)

祭壇に飾られた古賀さんの遺影(代表撮影)

 24日に53歳で死去したバルセロナ五輪柔道男子71キロ級金の古賀稔彦さんの葬儀・告別式が29日、川崎市内の寺院で営まれた。バルセロナ五輪78キロ級金の吉田秀彦さん(51)=パーク24総監督=は弔辞で「先輩にサヨナラを言いたくない。お疲れさまでした」と涙ながらに別れを惜しんだ。
 吉田さんは、古賀さんの遺影を前に1分近く言葉を出せなかった。「早すぎますよ。亡くなる前日、手を握って頑張ってと声をかけたら、先輩は手を握りかえしてくれましたね。その感触は今でも残ってます」。古賀さんの手のぬくもりをしみじみと思い返した。
 柔道の私塾「講道学舎」での出会い、そろって出場したバルセロナ五輪―。思い出は次々と去来した。「先輩のマネばかりしてきました。先輩がひげを生やせば僕も生やして。もっと先輩と語りたかった」。
 葬儀には約1000人が参列。「平成の三四郎」と呼ばれた名柔道家と最後の別れをした。代表コーチだった古賀さんと二人三脚でアテネ五輪金を獲得した谷本歩実さん(39)は「太陽のように明るくて。頑張る力をたくさんくれて。そんな存在だった」とその人柄をしのんだ。

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