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清水裕友、松浦悠士との強力ラインで2回目のG2優勝! 雨中の激闘制し完全復活【松阪競輪・ウィナーズカップ】

2021年3月28日 18時27分

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優勝して賞金ボードを掲げる清水裕友

三重県・松阪競輪のG2「第5回ウィナーズカップ」は28日、最終日の12Rで決勝戦が行われた。松浦悠士のまくりに乗った清水裕友(26)=山口=が直線鋭く抜け出して快勝。昨年7月のサマーナイトフェスティバルに次ぐ2度目のG2優勝を飾るとともに、賞金2170万円を獲得した。2着は追い込んだ古性優作、3着には松浦が入った。
 ◇    ◇    ◇
 前を任せた松浦の奮闘を無駄にすることなく、清水が雨中の激闘を制した。お互いに競輪界トップクラスの脚力があって、積み重ねた経験によって築かれた堅い信頼関係。「松浦さんなら必ず仕掛ける」。2人で数多くのタイトルを獲得してきても、結束力で勝てた喜びはその都度違う味がする。「松浦さんのお尻だけを見ていました。最後は何が何でも優勝したいと思った。連日、ラインのおかげです」と話した。
 展開は予想通り東北勢が打鐘前から先行態勢に入った。松浦は流していた高橋に対してすかさず反撃。番手の守沢が高橋と離れていたため、一度はその位置に収まる。そして最終バック。松浦は番手まくりで抜け出すと、最後は清水が差し切った。「松浦さんを残す余裕はなかった。自分が1着を取るので精いっぱい。ただ、松浦さんからは僕の展開なら取ってくれと言ってもらっていたので遠慮なく行った」と感謝した。
 完全復活と言っていいビッグ優勝だろう。昨年は2月の全日本選抜を制して早々とGP切符を獲得。しかし、その安心感が、らしくない低調な走りにしてしまった。「気持ちが抜けていた。試行錯誤しても我慢ができなくて途中で投げ出したりもした」と振り返る。怪物的な走りを見せても、やはり人の子。人知れず苦しい時期を経験した。
 それでも少しずつ形になったのが今年。優勝こそできずにいたが、はっきりと1着が増えてきた。「トレーニングの成果なのでしょう。自転車を含め、いろいろマッチしてきた。それが実になって結果としてついてきた。今、思うと本当に苦しかった。だからこの勝利はG1優勝よりうれしい」と目を細める。
 次の目標は、昨年開催中止だった5月の日本選手権(京王閣)。「走りたくても走れなかった。だから優勝したい」。充実期の26歳という年齢に加え、松浦という最高の相棒。有言実行を期待していいはずだ。

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