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世界に1台の車 博物館に ダイハツSP−4 仲間入り 小松

2021年3月27日 05時00分 (3月27日 10時41分更新)
青とシルバーの車体が目を引くダイハツの「SP−4」=小松市二ツ梨町で

青とシルバーの車体が目を引くダイハツの「SP−4」=小松市二ツ梨町で


 1999年の東京モーターショーに出品されたコンセプトカー「ダイハツSP−4」が、小松市二ツ梨町の日本自動車博物館の展示品に仲間入りした。国内外で実演走行してきた、世界で1台しかない車を間近に見ることができる。
 全長3.4メートル、幅1.5メートルの2列4人乗りの軽自動車。青とシルバーの車体が目を引く小型スポーツタイプ多目的車(SUV)で、運転席側と助手席側のドアパネルが左右対称のデザインになっているのが特徴。車高は車内にあるスイッチで上下5センチの範囲で調節できる。
 自動車の設計、開発を手掛ける「ストゥディオ・エンメ」(群馬県高崎市)がダイハツと協力し、同社の軽自動車「テリオスキッド」をベースに99年に制作。ストゥディオ社の牧清和社長(79)によると、通常のコンセプトカーは展示専用で実際に走行できるものは少ないが、SP−4は東京の他、オーストラリアやタイなど各国での展示試乗会で活躍した。
 約15年前に牧さんの元に返却されて以降も、エンジンが動くよう整備されガレージで大切に手入れされてきた。牧さんが寄贈を考えていたところ、自動車博物館が名乗りを上げ、2月から展示している。
 牧さんは「みなさんに見ていただけるのはうれしい。大切に育てた娘を嫁に出すような気持ち」と話した。 (井上京佳)

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