紀平梨花は7位、足がガクガク…代名詞のトリプルアクセルが「本当に申し訳ない」【フィギュア世界選手権】
2021年3月27日 10時20分
◇26日 フィギュアスケート世界選手権第3日・女子フリー(スウェーデン・ストックホルム)
今季の全日本女王で、ショートプログラム(SP)を2位発進した紀平梨花(18)=トヨタ自動車=がまさかの結果に沈んだ。フリーは9位の126・62点で、合計205・70点の7位。6位となった坂本花織(シスメックス)との順位合計が「13」以内となり、2022年北京五輪での日本の最大出場枠「3」を獲得したものの、自身の結果は不本意なものとなった。
紀平は当日の練習がサブリンクとなって調整できなかったことから、冒頭に予定していた4回転サルコーを回避。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)2本の構成に変更。しかし、代名詞のジャンプはともに2回転半となった上、2本目は着氷に失敗して転倒した。最後の7本目に跳んだ3回転ルッツも回転不足の判定。スピンやステップも精彩を欠き出来栄え点(GOE)の加点を伸ばせず、予想外といえる結果につながった。
演技後の紀平は「キス・アンド・クライ」で謝るようなしぐさをみせ、その後のインタビューでも「本当に申し訳ないという気持ちです」とコメント。この日は足がガクガクして力が入らなかったことを明かすと、「まだまだ調整力が足りなかった。しっかり夜型にしておくべきだった」と自らを責め続けた。
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