本文へ移動

維新苦悩、拭えぬ悪評 名古屋市長選は静観へ

2021年3月27日 05時00分 (3月27日 05時01分更新)
昨年8月、街頭で行われた大村秀章愛知県知事リコールの署名活動=名古屋・名駅で

昨年8月、街頭で行われた大村秀章愛知県知事リコールの署名活動=名古屋・名駅で

 愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造問題で、日本維新の会の県組織「愛知維新の会」がイメージ悪化に頭を悩ませている。多くの関係者が運動に携わっていたためだ。河村たかし名古屋市長が代表を務める地域政党「減税日本」とは国政選挙などで協力関係にあったが、来月の次期市長選では四期目を目指す河村市長への推薦を見送る方針を固めた。 (リコール署名偽造問題取材班)
 「リコールの会の事務局ってまるで維新じゃん」。愛知県内の五十代主婦は、リコールに賛同して署名集めに協力していた昨年八月、維新関係者の街宣車が使われていることに違和感を覚えたという。
 実際、いずれも署名偽造疑惑の発覚後に離党したが、事務局では維新の田中孝博元県議が事務局長、山田豪・常滑市議が幹部を務めていた。他にも党員らが街頭での署名活動に立っており、愛知維新の会の山下幹雄幹事長は「(主導と)みられても不思議はなかった」と認める。
 今回のリコール運動は公金を投じた二〇一九年のあいちトリエンナーレで昭和天皇の肖像を燃やす映像作品などの展示に、保守層の一部が反発して拡大。愛知維新の会もそうした声に同調し、知事に展示の即刻...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

PR情報