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コロナ禍の苦境に金沢市 開設助成 障害者商品 販売サイト 全国自治体初 市内13施設が参加

2021年3月27日 05時00分 (3月27日 05時03分更新)
お披露目式で陳列された福祉ショップの取り扱い商品を眺める山野之義市長(左)ら=金沢市役所で

お披露目式で陳列された福祉ショップの取り扱い商品を眺める山野之義市長(左)ら=金沢市役所で

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  • スマイルショップKANAZAWAのホームページ
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 金沢市内の障害者就労支援施設が製造した商品を通信販売するサイト「スマイルショップKANAZAWA」が二十六日にオープンした。新型コロナウイルスの影響で売り上げの減少が続く現状を打開しようと、市の助成を受けて市内十三施設が開設した。障害者就労支援施設のオンラインショップの開設・運営を自治体が支援するのは、全国で初めての試みだという。 (小佐野慧太)
 サイトにアクセスすると、水引細工や靴下、お菓子といった多彩な商品がずらりと並ぶ。サイトを通して、アマゾン、楽天市場、ヤフーショッピングの商品購入ページにアクセスできる仕組みだ。製造元が商品に込めた思いや、施設情報なども掲載している。
 サイトでは現在、約五十点の商品を販売しているが、取り扱い点数はこれからも増やし、十三施設以外の障害者施設にも参加を呼びかけていく考えだ。
 十三施設でつくる市福祉ショップ運営委員会の秋山和紀代表は「新型コロナの感染拡大後、障害者の就労の場を守り、自立に向けた工賃を確保することがどんどん難しくなっていった」と明かす。秋山代表が働く若草福祉作業所(金沢市)では本年度、観光客向けのお菓子や紙箱などがほとんど売れず、売り上げは前年度比で三〜四割減った。サイトの登場に期待し、「私たちにとって新しい試みだが、ぜひとも軌道に乗せたい」と力を込めた。
 二十六日には市役所でサイトのお披露目式があり、山野之義市長が「サイトではバラエティー豊かな商品が並び、多くの人に関心を持ってもらえるのでは」と期待した。

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