宇野昌磨SP6位「すごく楽しかった」 痛恨転倒もフリーで巻き返しへ【フィギュア世界選手権】
2021年3月25日 23時12分
◇25日 フィギュアスケート世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)第2日 男子ショートプログラム(SP)
大会初優勝を目指している2018年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(23)=トヨタ自動車、中京大=が、第5グループの2人目となる23番滑走で登場。92・62点で6位となった。
昨季から継続して使用しているSP曲「グレート・スピリット」のメロディーに乗り、宇野は冒頭の4回転フリップを成功させたものの、続く連続ジャンプは4回転トーループ―2回転トーループに。さらに、3本目のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の着氷が乱れて転倒した。後半のスピンは何とか無難にまとめたものの、演技を終えた宇野は氷上で苦笑いを浮かべて、右手で頭をかくしぐさもみせた。
ストックホルム入り後は調子があまり上がっていなかったようで、「キス・アンド・クライ」で得点を聞いた後に「最後のトリプルアクセルは着氷できたジャンプだった」と心中にある率直な思いを披露。ただ、全体を通した感想を聞かれると「すごく楽しかったですし、地に足がついたプログラムができた」とコメントし、フリーでの巻き返しに向け「爽やかな気持ちで楽しかったと言えるような演技をしたい」と気持ちを切り替えた。
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