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「”いま”を耐えられている」DF岡崎慎が自分を信じ復活目指す 右膝も9割回復【FC東京】

2021年3月25日 19時32分

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ミニゲームで汗を流すDF岡崎(左)(FC東京提供)

ミニゲームで汗を流すDF岡崎(左)(FC東京提供)

 FC東京は25日、東京・小平グラウンドでの練習を報道陣に公開。練習後にはDF岡崎慎(22)がオンラインで取材対応した。
 U―24日本代表が東京五輪本大会に向け、U―24アルゼンチン代表との国際親善試合(26日・東京、29日・北九州)を戦う。その陰で同世代のDFはもがいていた。
 「やっと(膝の状態も)良くなってきた。今は(東京五輪のことを)話す段階ではない。自分の課題で精いっぱいです」
 昨季、期限付き移籍した清水では「夏に膝が痛くなり始めてから全速力で走れない。全力でボールが蹴れない状態だった」という。
 そして、9月に右膝骨軟骨炎で全治4週間の診断を受けて戦線を離脱。そこからFC東京へと復帰したが、けがの影響で残りのシーズンを棒に振った。回復したかと思えば、痛みがぶり返すの繰り返し。コンディションの調整に苦心しながら今季を迎えた。
 「痛みをストレスだと感じたら気持ちも切れる。深く考えず、ボールが蹴れているだけ良いかと思っていた」
 そうした中で、迎えた17日のJ1湘南戦で今季初先発フル出場。チームは3―2で勝利を飾った。だが、岡崎は「(個人的には)試合に出場できたのは、唯一ポジティブな面だった」と言い、こう続けた。
 「大きなピッチで90分間試合をするのは、昨年の9月以来。(ピッチでの)見え方が全然違っていて、ボールがうまく触れず、守備の立ち位置もあやふやだった。試合に出続ければ、そうした感覚も戻ってくると思う」
 右膝の状態はようやく「80か90(%)ぐらい」まで回復した。チーム内の定位置争いは熾烈(しれつ)を極める。森重、渡辺剛、ジョアンオマリに加え、新戦力のブルーノウビニも来日が認められれば待機期間明けに合流する。FC東京U―18時代にコンビを組んでいた、明大卒のルーキー蓮川も評価を上げている。
 「自分の可能性を信じられなかったら終わり。(自分は)もっとできると思っているからこそ、”いま”を耐えられている」。タフになった万能DFは自らと向き合い、ここから一歩ずつ復活ロードをひた走る。

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