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<山崎誠二さんのおすすめ学び場> 金沢市「くるみカフェ」 

2021年3月24日 05時00分 (3月31日 09時35分更新)
レモネードの店を出し、がん治療のための寄付金を募る子どもたち=金沢市若松町で(山崎誠二さん提供)

レモネードの店を出し、がん治療のための寄付金を募る子どもたち=金沢市若松町で(山崎誠二さん提供)

小児がん経験者と家族らが交流


 小児がん経験者と家族であれば誰でも無料で参加できる会「くるみカフェ」の山崎誠二代表(50)=金沢市東長江町=のおすすめは、同会の交流イベント。月に一度開催され、がんを経験した子どもと家族が集まって、季節の行事を楽しんだり、治療法などの情報交換をしたりしている。
 参加する小児がん経験者は未就学児から社会人までさまざま。金沢市本多町のがんサロン「つどい場・はなうめ」に家族を含め十〜十五人が集まる。
 子どもたちは、ボランティアの大学生や看護学生と本を読んだり、散歩に出掛けたりして遊ぶ。がんの啓発イベントに参加し、レモネードの店を出して治療のための寄付金を募ったこともある。
 親たちは子どもが遊んでいる間に悩みを相談したり、退院後の治療や金銭面の支援制度について情報交換したりしている。医師やファイナンシャルプランナーを講師に招くこともある。
 「小児がんは症例が少ないため対応が分かりにくく、親の不安は大きい」と山崎代表。くるみカフェは「悩みに共感し合い、励まし合う場になっている」。
 自身の長男、奏夢(かなむ)君(10)は二歳の時、神経芽腫というがんになった。「自分のがんでも怖いのに、大切なわが子だともっと怖かった」と振り返る。奏夢君は一年半の抗がん剤や放射線などによる治療を乗り越えて退院し、現在は小学校に通う。
 「自分の経験も生かして、子どもが闘病中で苦しむ親の力に少しでもなれればいいと思う」
 (戎野文菜)

 第3土曜日の午後2〜4時。会場の「つどい場・はなうめ」は、金沢市本多町3の1の10の県社会福祉会館3階。コロナ禍でビデオ会議となることもある。(問)はなうめ076(234)2108


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