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ご神木の樹齢は半分の670年でした 岐阜・瑞浪、豪雨で倒れ調査

2021年3月24日 05時00分 (3月24日 05時01分更新)
昨年7月の豪雨で倒れた大湫神明神社の大杉=岐阜県瑞浪市大湫町で

昨年7月の豪雨で倒れた大湫神明神社の大杉=岐阜県瑞浪市大湫町で

  • 昨年7月の豪雨で倒れた大湫神明神社の大杉=岐阜県瑞浪市大湫町で
 昨年七月の豪雨で倒れた岐阜県瑞浪市大湫(おおくて)町の大湫神明神社のご神木の大杉(高さ約四十メートル)の樹齢は調査の結果、六百七十年であることが分かった。これまで推定千三百年とされてきた。地元住民らでつくる神明大杉再生検討会議が二十三日、発表した。
 同会議の足立亘議長(68)は「青天のへきれき。千三百年の木としてPRしてきたので複雑です」と語りつつ、「貴重な木であることは変わりない」と述べた。
 東濃地科学センターの国分(こくぶ)陽子研究主幹や名古屋大大学院環境学研究科の中塚武教授らのグループが、大杉の年輪や放射性炭素などを分析。南北朝期にあたる一三五一年前後の生まれだと判明した。樹齢は大幅に若くなったが、本州で同時代の木が伐採されずに残っているのは珍しいという。
 大杉の根元付近の幹回りは約十一メートル。約百メートルほど離れた場所にあったスギの切り株(幹回り七メートル)の年輪が八百八十年分であったことから、大きさの比較で樹齢千三百年と推定してきた。
 大杉は豪雨の影響で根元から倒れた。検討会議は木の一部を輪切りにして境内に保存し、残りは芸術作品の材料などに使う方針。 (真子弘之助)

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