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なすべき対策を今 能美のコスモス 川北の高桑印刷 抗ウイルス商品発売

2021年3月24日 05時00分 (3月24日 05時03分更新)
ドアノブなどに塗って使うコーティング剤「コスモスコート」=能美市山口町のコスモスで

ドアノブなどに塗って使うコーティング剤「コスモスコート」=能美市山口町のコスモスで

  • ドアノブなどに塗って使うコーティング剤「コスモスコート」=能美市山口町のコスモスで
  • ドアノブなどに貼って使うシール製シート「レッテル+」=川北町土室の高桑美術印刷川北事業部で

塗って貼って…手軽に


 新型コロナウイルス禍を受け、能美市と川北町の企業・事業所が抗菌・抗ウイルス効果をうたった新商品をそれぞれ発売した。ドアノブやスイッチなどの手で触れる場所に塗ったり貼ったりして、手軽に感染防止対策ができる。 (平井剛)
 能美市山口町の部品塗装会社コスモスは、抗菌・抗ウイルス成分を付加したコーティング剤「コスモスコート」を商品化。除菌などをしたい場所に吹き掛け、スポンジなどで拭くと、表面のコーティングが完了。効果は約三カ月間続く。五十ミリリットル入り税別一万二千八百円から。
 コーティング剤の原液は岡山県の塗料メーカーが開発した。民間の検査機関による試験で、塗布の二十四時間後には新型コロナウイルスを99・9%不活性化させる効果が得られた。
 川北町土室の高桑美術印刷川北事業部は、シール製のシート「レッテル+(プラス)」を商品化。抗菌・抗ウイルス成分を含んだ水性ニスが表面に塗られている。除菌などをしたい場所に合わせて、好きな形や大きさに切って貼れる。効果は約三年間続く。A4サイズのシート五枚入り税別二千円。
 水性ニスはドイツのニスメーカーが開発した。ニスに光が当たると、光触媒と一重項酸素の発生で細菌やウイルスの働きを抑える。ウイルス減菌率99・99%の効果が得られた。
 両社は主に企業向けに製品やサービスを販売し、小売り事業に参入するのは初めて。コスモスの森田智嗣(さとし)社長(60)は「本業のバスの部品塗装がコロナ禍で大きく落ち込んだ。生き残りをかけて何かできないかと考えた」と明かす。高桑美術印刷川北事業部の中村智晴エキスパート(37)は「社会や地域に貢献する企業として、今後も必要な商品を作っていきたい」と話す。
 いずれの商品も両社のホームページから買える。

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