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【村上佳菜子レポート】 注目の羽生&チェン対決に “ニュー昌磨” がどう食い込むのか注目

2021年3月23日 21時38分

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公式練習で調整する紀平(左)と宇野(AP)

公式練習で調整する紀平(左)と宇野(AP)

◇24日開幕 フィギュアスケート世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)
 2022年北京五輪の国・地域別出場枠が懸かるフィギュアスケートの世界選手権が24日、スウェーデン・ストックホルムで開幕する。男女のシングルはどのような点が注目なのか。プロフィギュアスケーターで、2014年ソチ五輪女子日本代表の村上佳菜子さんが展望した。
   ◇   ◇
 いよいよ、海外選手と日本選手が戦う試合がやってきます。さらに今回は北京五輪の出場枠を懸けた戦い。選手には特別な緊張感があります。しかも、無観客。お客さんがいる会場は良い意味の“圧”がありモチベーションになるのですが、今回はない。いろいろ難しい面があるのではと思います。
 自分が出場するならば心配しないくらいまで練習を積んで、「これだけやったのだから」という自信を持って挑むと思います。重要なのは自分との対話。自分との向き合い方が上手で取りこぼしをしなかった選手が好成績を残すと思います。
 男子は羽生選手とネーサン・チェン選手の対決に注目です。羽生選手は逆境の中でも数多くの結果を残してきました。そして、負けず嫌い。尊敬し合うチェン選手を上回るために、全日本選手権からどんな練習を積んできたのか。目が離せません。
 この2人に宇野選手がどう食い込むか。今は新しいスケートとの向き合い方を見つけたように感じます。これまでとは違う“ニュー昌磨”を見せてくれるのではないでしょうか。初出場の鍵山選手は落ち着いて滑ることができるかがカギです。
 女子は紀平選手が全日本選手権で、4回転サルコーをしっかり決めました。しかも、今回はフリーの演技の難易度を全日本の時より上げてきたと聞きました。全てのジャンプをそろえた時、世界のジャッジがどのような点数をつけるのかどうかに注目しています。
 坂本選手は持ち味のジャンプがかなり戻ってきました。3回転もダイナミックに跳べば、観客の心に残るはずです。「努力の天才」宮原選手は圧倒的な表現力が魅力。3人には「フィギュアっていいなぁ」と皆さんに思わせる演技をしてほしいです。(プロフィギュアスケーター、ソチ五輪代表)
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