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「もう一度五輪の舞台に立つとは…」『上野の413球』から13年 ソフトボール代表に上野由岐子ら15人発表 【東京五輪】

2021年3月23日 18時46分

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代表入りした上野由岐子

代表入りした上野由岐子

 日本ソフトボール協会は23日、東京五輪の日本代表15人を発表した。2008年北京五輪で金メダルの原動力となってから13年、再び五輪のマウンドに戻る上野由岐子投手(38)=ビックカメラ高崎=はオンライン会見で、「もう一度五輪の舞台に立つとは思っていなかった。後悔のないよう準備したい」と決意を口にした。
 北京での伝説的な活躍「上野の413球」から、長い年月がたった。五輪種目からソフトボールが除外される悲しみも、東京五輪で復活する喜びも味わった。予期せぬ1年延期もあった。それでもなお現役にこだわり続けてきた上野が、再び金メダル獲得へまい進するときがきた。
 08年の上野は剛速球で相手を圧倒した。今は打者心理を読みながら、ボールを動かす老練な投手へと変わった。「北京とは思いが全然違う。あれから13年の月日が経ち、北京のような投球はできない。今できる自分の投球をしていきたい」。培った経験と技術を五輪へ注ぐ覚悟だ。
 代表15人のうち投手には4人を割くのが一般的だが、日本は少数精鋭の3人。宇津木麗華監督(57)は「今回の五輪は参加チームが少ない(6チーム)こともあるが、いろんな投手を使うより、エースに1つ1つの試合を任せたい」。特に、上野と藤田倭(やまと)投手(30)=ビックカメラ高崎=の2枚看板に全幅の信頼を寄せている。
 「特別な大会。自国開催の重圧もあるだろうけど、緊張感や空気ごときで自分のパフォーマンスを見失わないように。腹をくくっていく」と上野は言う。絶対エースの使命を正面から受け止め、7・21の開幕戦を待つ。
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