「山ほど走者を出す」 無失点のレッドソックス沢村に米メディア辛口 コントロール疑問視か【MLB】
2021年3月23日 15時27分
レッドソックスと2年契約した沢村拓一投手(32)は22日、レイズとのオープン戦に5回から3番手で今春3試合目の登板。1イニングを1安打無失点、1奪三振、1与四球で、3試合目の実戦にして初めて押し出し四球を与えず無失点だったが、米メディアは辛口の論調が目立った。
2死二塁からブロッソーを四球で歩かせると、中継局FSサンのスターツ・アナウンサーは「これでランナーが2人。この右腕が今春のレイズ戦で投げるのは初めてでないが、山ほど走者を出すのを見てきた」。さらに「去年は40イニングで28与四球(実際は41イニング3分の1)。この問題がここ(米国)でも再び繰り返されているということだろう」と評した。
同局のアンダーソン解説者は「切れのあるスプリットに97マイル(この日最速の156キロ)の直球。球自体はいいところがたくさんあるが、しょっちゅうストライクゾーンを外れるのは得にならない」とした。
中継した大リーグ公式ラジオ局も「オープン戦1、2試合目は3与四球。投球フォーム改善のため、いったん練習試合で調整させ、今回がまだ3試合目の登板だ。メジャー登板が前回から7日間も空いて、体の切れは戻るだろうか。連投できるかは大きな疑問だ」と伝え、さらに「レッドソックスは昨季から戦力アップしているが、クエスチョンマークも多い。ブルペン陣もその一つだ」と付け加えた。
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