宇野昌磨、あくまで自然体 宿舎ではゲーム「皆さんは体、僕は指を動かしていました」【フィギュア世界選手権】
2021年3月23日 10時58分
24日に開幕するフィギュアスケートの世界選手権(ストックホルム)に出場する男子の宇野昌磨(23)=トヨタ自動車、中京大=が22日(日本時間23日)、当地での練習後にオンライン取材に応じ、無観客で行われる大会に向けて「試合になってみたら、そのときはなるようになると思っています」と自然体で挑む姿勢を強調した。
メインリンクとサブリンクで調整した宇野は試合会場での初練習を「2つ滑ってみて体の状態とか氷の感触、調整すべきところなどが大体分かってきたかな」と分析。失敗も少なくなかったと明かした上で「『何で失敗するんだろう』というのを考えながら少しずつピースを埋めていく感覚を楽しむことができているというのを実感しています」と前向きに捉えた。
PCR検査による新型コロナウイルスの陰性確認まで宿舎の自室から出られず、スイスからの移動を含めて2日間練習できなかったという。しかし、ゲーム好きで知られる宇野は「皆さんは体を動かしていたと思いますけど、僕は指を動かしていました」とニヤリ。今後の調整について「もっと楽しいと思える練習をできるように頑張りたいと思います」と語った。
男子ショートプログラム(SP)は25日午前11時30分(日本時間同日午後7時30分)の開始予定。
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