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佐藤(武生商高出身) 五輪決定 フェンシング 県勢初、3大会連続

2021年3月23日 05時00分 (3月23日 10時09分更新)

佐藤希望

 フェンシングの女子エペで、武生商高出身の佐藤希望(のぞみ)(大垣共立銀行)が、東京五輪の出場権を確実にした。二十二日にロシア・カザンで始まったワールドカップ(W杯)団体戦の結果を受けて、国際連盟の個人五輪ランキングでアジア・オセアニア(AO)大陸の代表枠に入ることが決まった。二〇一二(平成二十四)年ロンドン、一六年リオデジャネイロに続き、県勢で初めて三大会連続の五輪出場となる。
 個人の五輪出場権は、団体ランキングで出場が決まる八カ国の選手を除いて各大陸の上位に与えられ、AO大陸は二枠ある。団体では今大会前まで1位の中国が、二十二日からの団体戦に二回戦から登場した段階で4位以内での代表権を確実にした。これにより6位だった韓国の出場も決まり、両国の選手が個人ランキングでの選考対象から外れた。
 日本人最高の41位だった佐藤は、二十一日までの個人戦で決勝トーナメント進出を逃し、同日更新されたランキングで42位となったものの、AO大陸で香港選手に次ぐ二番手をキープしていた。
 リオ五輪前と同様、出産後に競技復帰し、国際大会で地道にポイントを稼いだ。今大会の個人戦では他の日本勢の結果待ちとなり「運任せでドキドキでしたが、なんとか決まってほっとしています」とコメント。二児の母でもあるベテランが、シビアな五輪レースをものにした。 (山本真喜夫)

 佐藤希望(さとう・のぞみ) 武生商高でフェンシングを始め、3年時のインターハイで女子エペ優勝。全日本選手権をこの種目最多の6度制覇している。12年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪に連続出場。13年に長男、17年に次男を出産し、ママフェンサーとして活躍する。越前市出身。34歳。173センチ、61キロ。


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