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【中日】竜投崩壊にエース大野雄が一肌脱いだ”緊急ミーティング”悩める柳&勝野に伝えた「気持ちの切り替え」

2021年3月23日 06時00分

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明るい表情で守備練習する大野雄

明るい表情で守備練習する大野雄

 竜投崩壊の緊急事態にエースが一肌脱いでいた。中日・大野雄大投手(32)が22日、オープン戦のチーム防御率が12球団ワーストの5.50だった現実を受け、開幕ローテメンバーの柳裕也(26)、勝野昌慶(23)両投手と密なコミュニケーションを図っていたことを明かした。「緊急ミーティング」で苦悩する両右腕に手を差し伸べたエース。この日はバンテリンドームナゴヤでの先発投手練習に参加した。
 たかがオープン戦、で片付けられる数字ではない。だから、開幕ローテ投手最年長の沢村賞左腕・大野雄は動いた。ロッカーで、グラウンドで。主に柳、勝野の悩みや課題に寄り添い、再生手段を探っていた。
 「大量失点する試合が多かった。でもオープン戦とシーズンは違う。打たれた投手はなかなか切り替えられないと思う。個々で出た失敗をシーズンでしないようにすることが大事だと思う」
 伝えたかったのは「気持ちの切り替え」だという。結果を欲するあまり、できることもできなくなり調子を崩しているように映った。金のおのを欲しがるあまり、鉄のおのさえ失う悲惨さ。まずは等身大の自身を受け入れることからスタート。信頼はコツコツ積み上げていくしかない。
 「僕も2、3年前までは結果がどうしても欲しかった。安心するんですよね」。後輩の現状は自身が通ってきた道。経験談を話し、苦しむ年下投手の行く道を照らした。
 柳とのミーティングは21日のロッカールーム。20日の日本ハム戦(バンテリン)で5イニング8失点と大炎上した右腕に声を掛けた。「オープン戦やし気にしすぎるな」。すぐに「はい」と言わない柳の気持ちを察し、親身になった。
 もう1人は、オープン戦で防御率10.80と炎上続きだった勝野。春季沖縄キャンプから「球の威力が戻りません。どうしたらいいですか」と相談を受けていたという。練習方法を伝え、球速は少しずつ戻ってきた。「悪いところをどんどん詰めていって、シーズンで結果を出してほしい」と期待を込める。
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