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自転車観光、中東遠でも 県西部地域局が広域ルート試走

2021年3月22日 05時00分 (3月22日 05時00分更新)
試走後に走行環境の感想を話す宮内忍さん(左)=掛川市の掛川城大手門で

試走後に走行環境の感想を話す宮内忍さん(左)=掛川市の掛川城大手門で

 県西部地域局は、県サイクルツーリズム協議会の協力を得て、中東遠地域でサイクリングの広域ルートを試走した。十四人が掛川市発着の七時間七八・六キロを走り、走行環境とツーリズムの可能性を探った。
 静岡県を含む太平洋岸自転車道(千葉−和歌山、約千四百キロ)が一月、日本を代表するナショナルサイクルルートの候補に選定され、第三者委員会の審査に入っている。同自転車道は沿岸部が中心のため、外国人旅行者を含め、各地から訪れるサイクリストを、宿泊や観光で内陸側にも呼び込めるルートを提案していく。
 試走は掛川城から掛川駅、菊川堤防上、河口の潮騒橋に出て、浜岡砂丘、御前埼灯台に向かい、軽便鉄道の旧駿遠線を通って掛川城の大手門にゴールした。
 自転車専門誌元編集長で協議会顧問の宮内忍さん(68)は「以前より路面標示や距離表示が確認しやすかった。砂をかぶった潮騒橋西側の迂回(うかい)路も看板で分かりやすい」と評価する一方、「駅から安全なルートで面白いが、今回はガイドが付いたから分かった。どう案内するかが課題。外国人にも分かるツールが必要になってくる」と指摘した。 (中野吉洋)

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