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川北・中島区に防災士会が発足 計画作成や訓練実施へ 

2021年3月21日 05時00分 (3月21日 11時42分更新)
防災士会を発足した男女8人のメンバー=川北町中島で

防災士会を発足した男女8人のメンバー=川北町中島で


 川北町中島区の防災士会発足式が14日、同町中島の東部地区学習等供用施設であった。手取川の氾濫に備えた防災計画の作成や訓練の実施などに取り組み、防災力を高めていく。
 近年の異常気象に伴うゲリラ豪雨の多発が発足のきっかけ。これまでも区主催で防災訓練などはしてきたが、役員が交代するとノウハウがうまく引き継げないなどの課題があった。宮本法和(のりかず)区長(67)は「防災知識を持った固定のメンバーで活動を続けた方が経験が積み重ねられる」と説く。
 区内の四つの班から男女2人ずつを選出し、40〜60代のメンバー8人で構成する。最年少の学校職員樋口由美さん(40)は「生まれも育ちも中島区。災害がないのが一番だが、何か起きても、できる限りのことをしたい」と意気込む。
 手取川上流にダムが造られて以降、流域での洪水の危険性は減ったが、宮本区長は「近年の雨の降り方は尋常ではない。堤防が決壊しないとも限らない」と警戒する。防災士会長に選ばれた林栄二さん(63)は「区内の危険箇所を区民に知らせるとともに、毎年秋に訓練を計画して安全安心を高めていきたい」と話す。若手メンバーを増やすことにも力を注ぐ。 (平井剛)

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