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ヒメリュウキンカ 小ぶりの黄色い花 実は!外来種 金沢で分布拡大

2021年3月21日 05時00分 (3月21日 13時23分更新)
群生するヒメリュウキンカ=金沢市の金沢城公園で

群生するヒメリュウキンカ=金沢市の金沢城公園で

  • 群生するヒメリュウキンカ=金沢市の金沢城公園で
  • 黄色い花を咲かせたヒメリュウキンカ=金沢市の金沢城公園で
 ヒメリュウキンカが金沢市内で黄色い花を咲かせ、春の訪れを感じさせている。見た目は小ぶりでかわいらしいが、実は外来種。日本固有の種への影響はないのか心配する声が、「Your Scoop〜みんなの取材班(ユースク)」に寄せられた。専門家に聞いてみた。 (鈴木里奈)
 ヒメリュウキンカは欧州原産。日本で特定外来生物などには指定されていない。県立自然史資料館(同市)の学芸員、中野真理子博士によると、日本の固有種を駆逐している事実は確認されていない。
 一九五〇年代ごろに園芸用として国内に入り、金沢市内でも一時、流行したという。葉の形が似たリュウキンカから名前が取られたが、属は異なる。英語名のセランダインとも呼ばれる。
 種子繁殖はせず、湿潤な場所を好み、水流や土に付いて移動。動物の移動や工事の実施などにより、人の生活圏で分布を広げている。市内ではここ五、六年ほど増加しているといい、金沢城公園や卯辰山公園といった観光地でも見られる。
 中野さんは「今のところ、悪さをするようには思えない」と話す一方、「どんな外来種でも、何がどうつながるか分からない。悪い影響を与えていないか気に掛けないといけない」と警鐘を鳴らす。

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