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ワクチン 高齢者接種34カ所で 来月12日の週県内全市町で開始

2021年3月19日 05時00分 (3月19日 09時53分更新)

 県は十八日、新型コロナウイルスのワクチン接種に関して、今後の方針を公表した。四月十二日の週から開始する六十五歳以上の高齢者向け接種は、県内全市町で一斉に高齢者施設の入所者と職員らのモデル接種をする。モデル接種は三十四カ所の予定で、四千五百人に接種を実施する。
 一月に高齢者施設で大規模なクラスターが発生したことなどを考慮し、まずは施設を優先して接種を進めてクラスター発生や重症化のリスク軽減を目指す。市町が実施する初めての接種になるため、市町ごとに一〜三カ所の施設を選んでモデル接種とし、スムーズに進むよう対応を確認する。その後は接種する施設を拡大し、施設への接種がおおむね終わった段階で一般の高齢者への接種に入る。
 県新型コロナ感染拡大防止対策チームの担当者は「クラスターを防ぎ医療体制を維持するために、高齢者施設を優先したい」と話した。県は今後のワクチン接種の優先順位も示した。現在は「ステップ1」とし、県内の医療従事者約三万人に対して(1)新型コロナ入院患者を受け入れる施設の従事者(2)発熱外来のある施設の従事者(3)ワクチン接種施設の従事者(4)患者に接触する可能性がある救急隊員など(5)その他の医療従事者−の順で接種を行う。
 続くステップ2で高齢者約二十三万人への接種を実施。ステップ3では高齢者以外で基礎疾患のある人、ステップ4では残りの県民に接種を進める。 (今井智文)

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