「やらかした…」橋岡優輝5度ファウル 唯一跳べた1回で22年ぶり室内日本新【陸上・走り幅跳び】
2021年3月18日 19時49分
陸上の日本室内選手権の最終日が18日、大阪市の大阪城ホールであり、男子走り幅跳びでは世界選手権8位の橋岡優輝(22)=日大=が、8メートル19の室内日本新記録で優勝。指導を仰ぐ森長正樹コーチ(48)が1999年にマークした8メートル07を22年ぶりに更新した。
競技後の第一声は「やらかした」。6度の跳躍のうち5度がファウル。屋外とは異なる助走路に苦しんだが、踏切が合った唯一の跳躍で大ジャンプ。「冬期間のトレーニングで一瞬の出力が上がった」と手応えを得た。
「森長先生の記録更新を第1目標にしていた。今後は屋外で8メートル40の日本記録更新、そして五輪でメダルを目指す」と意気盛んだ。
男子60メートルに出場した桐生祥秀(25)=日本生命=は予選を6秒70で通過後、左膝裏の違和感で決勝を棄権した。
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