現役力士が初のコロナ感染死 勝武士、高田川部屋

2020年5月13日 16時00分 (5月27日 04時39分更新)
 日本相撲協会は十三日、西三段目八十二枚目の勝武士(本名末武清孝=すえたけ・きよたか、山梨県出身、高田川部屋)が同日午前零時三十分、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため、東京都内の病院で死去したと発表した。二十八歳だった。協会員の新型コロナウイルスによる死者は初めて。
 相撲協会によると、四月四~五日に三八度台の発熱があってその後も下がらず、八日には血たんが見られたため救急車を呼び、東京都内の病院に入院。簡易検査では陰性だったが、症状が悪化し、転院した後の十日にPCR検査で陽性と判定された。十九日からは集中治療室で治療を受けていた。初土俵は二〇〇七年春場所で、最高位は東三段目十一枚目だった。
 発熱した当初は、師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)らが保健所や近隣の病院に問い合わせるなどしたが受け付けてもらえなかったという。高田川部屋では師匠や十両白鷹山も感染した。

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