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統合へ 敦賀北小閉校 149年の歴史に幕 住民らと感謝の風船飛ばす

2021年3月18日 05時00分 (3月18日 09時34分更新)

児童が見守る中、上野教育長(右)に校旗を渡す山本校長 

学校への感謝を込めて風船を飛ばす児童たち=いずれも敦賀市敦賀北小学校で(山田陽撮影)

 敦賀市敦賀北小学校で十七日、閉校式があり、百四十九年の歴史に別れを告げた。
 体育館での式には、六年生を含む児童や渕上隆信市長ら来賓が出席。児童を代表して六年安藤音愛(おとあ)さんが「みんなが仲良く、学校を大切に思う人がたくさんいることを誇りに思う。閉校はとても寂しいですが、学んだことを学校の伝統として受け継ぎたい」と述べた。山本杉子校長が上野弘教育長に北小の校旗を返納した。
 グラウンドでは、児童や卒業生、地域住民らが集まり、四百個の風船を空に飛ばした。卒業生でもある敦賀北スポーツ少年団代表の中村優さん(71)は「子ども三人も卒業生。学校は人生の拠点のようなもの。大感謝です」と懐かしんだ。
 敦賀北小は敦賀港や金崎宮など伝統的な施設に囲まれた市中心部にあり、現在の児童数は百七十四人。校庭には気比神宮の主祭神が降臨したとされる土公(どこう)があり、石垣で囲われた丘に大木が植わっている。卒業生には俳優の大和田伸也、獏さん兄弟らがいる。茶色の制服には地域の人の思いが込められている。
 敦賀北小体育館では二十、二十一日午前十時〜午後三時、歴代の卒業写真などを展示し、校歌の動画も上映する。入場自由。
 敦賀北小は赤崎小、咸新小、角鹿中学校と統合し、四月に施設一体型の小中一貫校「角鹿小中学校」として角鹿中学校の敷地内に開校する。咸新(かんしん)小では十八日、赤崎小では十九日にそれぞれ閉校式が開かれる予定。 (沢田一朗)

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