自らの室内日本記録を立て続けに更新、青木益未「7秒台を出したかった」それでもタイムに不満【陸上】
2021年3月17日 19時49分
陸上シーズンの本格的な幕開けとなる日本室内選手権第1日は17日、大阪市の大阪城ホールであり、女子60メートル障害では青木益未(26)=七十七銀行=が予選、決勝で自らが持つ室内日本記録を立て続けに更新して優勝。東京五輪へ向けて好スタートを切った。
股関節に痛みを抱えながらも、長所のスプリント力で違いを見せつけた。予選で日本記録を0秒05更新する8秒06を出すと、決勝ではさらに0秒01短縮。青木は「7秒台を出したかった」とタイムに不満も、寺田明日香、木村文子らトップ選手がそろうレースでの快勝は価値がある。
昨年は100メートル障害で、追い風参考ながら五輪参加標準記録(12秒84)に迫る12秒87をマークした。冬期間のトレーニングも成果も重なり、「パワーを走りに生かせる。昨年より速くなっている感覚がある」と言う。
今後は五輪切符が懸かる6月の日本選手権、そして五輪本番と大勝負が続く。「周囲の期待に応えたいし、その自信がある」と語った。
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