向かい風に4000人力走 名古屋シティマラソン
2021年3月16日 05時00分 (3月16日 05時00分更新)
名古屋ウィメンズマラソンと同時開催の名古屋シティマラソン(名古屋市、中日新聞社など主催)には、約四千人の男女が出場した。例年はハーフ(21・0975キロ)、クオーター(10・5キロ)など三部門があったが、今年は新型コロナウイルス対策でハーフのみの開催となった。
バンテリンドームナゴヤを出発したランナーたちは、名古屋市内を南下し、地下鉄堀田駅(同市瑞穂区)でUターンした後、桜通を通って白川公園(同市中区)にゴールした。
男子総合では、豊田市の会社員酒井一さん(27)が三年ぶり二度目の優勝。「ランナーとしては、こういう状況下でも対策をとって開催してくれたことに感謝です。向かい風で苦しいレースだったが、ウィメンズのランナーからも応援してもらえた」と笑顔で語った。
女子総合は同市の中京大四年生後藤梨奈さん(22)が初優勝。「陸上部を二カ月前に引退して久しぶりのレース。めちゃくちゃきつかったけど『トップだよ』と声をかけてくれた人もいて、うれしかった。来年はウィメンズに挑戦しようかな」と話した。 (森若奈)
◇名古屋シティマラソン・シティ・ハーフ男子 (1)酒井一1時間5分59秒(2)門出康孝1...
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