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豊富なアマ経験、2階級制した実力…下馬評通りの京口紘人 ファンの期待は寺地拳四朗との王者対決【山崎照朝コラム】

2021年3月15日 11時19分

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京口紘人

京口紘人

 京口は下馬評通りのボクシングだった。初の海外戦でもプレッシャーは感じられず、豊富なアマ経験に加え、2階級を制したことで肝も据わっていた。自信に満ちたボクシングには安心感があった。相手のベガが小柄で戦いやすかったこともあるだろう。ほぼ思い描いた通りにKOで締め、米国のファンにも存在感をアピールした。
 終始、冷静だった。早期決着を狙う挑戦者がガンガン出てリングを盛り上げた。京口も序盤はこのインファイトに付き合ったものの、ベガの動きが鈍った4回からは流れをつくった。上体が起きた相手に対するジャブさえ、時には突き刺すようなストレートジャブ。5回には右ストレートから返しの左フックをボディーに鮮やかに決めた。
 これで3度目の防衛に成功。同階級には防衛7度のWBC王者、寺地拳四朗(BMB)がいる。ともに王座に誇りを持ち、アマ時代には何度か戦っている間柄。両者による2団体統一戦は、ファンも期待するカードである。(山崎照朝)

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