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昨年途中棄権の池内彩乃 悪夢振り払う19位「収穫大きい」【名古屋ウィメンズマラソン】

2021年3月14日 21時02分

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19位でゴールした池内彩乃

19位でゴールした池内彩乃

◇14日 名古屋ウィメンズマラソン(中日新聞社など主催、バンテリンドームナゴヤ発着の42・195キロ)
 2度目のマラソンに挑んだ池内彩乃(26)=デンソー=が2時間33分29秒で19位に入り、自身初のフルマラソン完走を果たした。昨年の大会は途中棄権したが、1年後にしっかりと雪辱。これからの陸上人生に向け、大きな収穫を得た。
 すがすがしい気持ちで池内はバンテリンドームナゴヤのゴールに入った。コロナ禍の中で開催された大会への感謝を覚えながらの2度目のフルマラソン。42・195キロを走りきった心には、確かな手応えが芽生えていた。
 「確実に成長しているなと今回のレースで感じました。これから先のレースにつながる走りになったと思います」
 初めてのフルマラソンだった昨年の大会は36キロで無念の棄権。30キロを過ぎてからの記憶はなかったという。雪辱を期した今年は「自分の力を100%出し切る」という決意を持ち、練習メニューに取り組んでいった。
 前半をいいペースで進めたが、30キロ付近で苦い記憶がよみがえってきた。二度と同じ経験はしたくない。気持ちを強く切り替え、ゴールへひた走った。そして、昨年の悪夢を振り払う完走。練習の成果を出し切り、今年の大会に向けた決意を現実のものにした池内は実感がこもった言葉を口にした。
 「(昨年の)雪辱は果たせたと思います」
 学生時代には2011年1月の都道府県対抗女子駅伝の7区や、16年12月の全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の4区で区間賞を獲得した。この日は後半に粘れなかったことに悔しさを感じたというが「収穫の方が大きくて…」と満足そう。名古屋で得た大きな財産を、今後の飛躍に生かしていく。
▼池内彩乃(いけうち・あやの)1994(平成6)年10月29日生まれ、京都府出身の26歳。身長163センチ。京都・立命館宇治高から立命大に進み、2017年4月にデンソーに入社。自己ベストは1500メートルが4分23秒28、5000メートルが15分46秒74、1万メートルが32分50秒25、ハーフマラソンが1時間11分21秒。三重県いなべ市に活動拠点を置くチームではキャプテンを務めている。

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