本文へ移動

新加入の渡辺凌磨「2本目は決めてやろうと」頭で“名刺代わり”のJ1初ゴール【FC東京】

2021年3月14日 21時03分

このエントリーをはてなブックマークに追加
FC東京・渡辺凌

FC東京・渡辺凌

◇14日 J1第4節 大分1―1FC東京(昭和電ド)
 FC東京の新戦力が”名刺代わり”の一撃を決めた。大分戦の前半28分、今季J2山形から加入したMF渡辺凌磨(24)がディエゴオリベイラのクロスに頭で合わせ、自身J1初ゴールとなる先制弾。後半に追いつかれて1―1のドローで終わったものの、敵地で勝ち点1を手にした。
 ◇   ◇
 待望の一撃だった。渡辺凌にうれしいJ1初ゴールが生まれた。「ゴールに関われるところが武器」という新戦力が開幕戦以来3試合ぶりとなる先発起用に応え、東京に今季初めての先制点をもたらした。結果は終盤に追いつかれて1―1の引き分け。それでも、敵地から最低限の勝ち点1を持ち帰った。
 前半28分、背番号23に立て続けに好機が訪れた。左サイドをアダイウトンが強引に突破し、クロスを上げる。これに渡辺凌が頭で合わせたが、シュートはGKにはじき出された。それでも東京の攻めは終わらない。こぼれ球を拾い、2次攻撃を展開。ボールは再び左サイドから小川―アダイウトン―ディエゴオリベイラと経由し、ゴール前に浮き球が上がる。そこに待っていたのは、再び渡辺凌だ。
 「2本目は決めてやろうと思っていた」。今度はしっかりと頭でコースを狙い、鮮やかにネットを揺らした。「(1本目は)大外にいたが、(2本目の決定機は)ヘディングシュートの角度を自分で決められるようにもう少し中に入れたのが良かった」
 10代で渡ったドイツでは結果を残せず、昨季はJ2山形でプレー。”流浪”のサッカー人生の末に決めたJ1初得点だ。それでも、喜びに浸ったのは一瞬。「(得点は)うれしかったが、この試合に何とか勝ちたいという気持ちが強かったので、次(のプレー)に集中していた」と気持ちを切り替え、白星だけを追いかけた。
 チームは後半31分に追いつかれ、そのまま試合終了の笛が鳴り響いた。自身の”記念日”を飾れなかった渡辺凌は「絶対に勝たなきゃいけなかった」と奥歯をかんだ。掲げる目標は10得点10アシスト。名刺代わりの1発を口火として、次こそは勝利に結び付くゴールを決める。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ