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【J1名古屋】神戸に決定機与えず“ウノゼロ”…先発5人入れ替えても存在感際立つミドル弾の稲垣祥

2021年3月14日 06時00分

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神戸-名古屋 前半、先制ゴールを決め喜ぶ名古屋・稲垣(奥)

神戸-名古屋 前半、先制ゴールを決め喜ぶ名古屋・稲垣(奥)

◇13日 J1第4節 神戸0―1名古屋(ノエスタ)
 名古屋グランパスはクラブタイ記録となる開幕4連勝。前半19分にMF稲垣祥(29)が記録した右足ミドル弾による先制点を持ち前の堅守で決勝点に仕立て上げた。稲垣は10日の柏戦に続く決勝弾。中2日の試合で、新加入のMF長沢和輝(29)らが今季初先発するなど柏戦から先発5人を入れ替えて臨んだが、危なげない試合運びだった。次節は17日にホームの豊田スで横浜FCと対戦、クラブ新の開幕5連勝を目指す。
◇  ◇  ◇
 火を噴くような一撃が、ゴール左上に突き刺さった。前半19分、名古屋グランパスMF稲垣祥(29)は敵陣中央で相手のパスミスを拾うと、目の前に空いたシュートコースを見逃さず、約30メートルの距離から右足を一閃(いっせん)。ホップするような軌道を描いた強烈なシュートがネットを激しく揺らした。柏戦に続く2戦連続決勝弾に「(打つ前に)間合いもつくらせてもらった。そういう時は積極的に足を振っていくのが自分のスタイルなので」と胸を張った。
 クラブ記録に並ぶ開幕4連勝を懸けた試合で、フィッカデンティ監督は思いきった策に出た。連戦の疲労を考慮し、斎藤、長沢、木本の新加入組を今季初先発させるなどスタメン5人を入れ替えた。ただ、そんな“新鮮力”が並ぶ中でも、昨季全試合先発の鉄人ボランチ・稲垣の存在感は突出していた。中盤ながらシュート数3本は柏戦に続いてチーム最多。周囲への的確な指示出し、鋭い読みで何度となく神戸の攻撃の芽を摘み取った。
 指揮官も殊勲の稲垣を「決めたゴールも本当にすごかったし、その前後でも決めるチャンスがあった。本当に彼らしいところを全て出してやってくれたと思う」と、手放しで称賛した。
 先発の約半分が変更となっても守備の安定は健在で、反攻をもくろむ神戸に決定機を与えなかった。全て1点差の開幕4連勝に「点を取ってからのゲーム運びを、皆が共通意識を持ってやれている」と稲垣。揺るがない“勝利の哲学”を引っ提げ、クラブ記録の更新に挑む。
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