本文へ移動

新居・住吉西地区 津波想定の夜間防災訓練開催

2021年3月13日 05時00分 (3月13日 05時01分更新)
自主防の役員(右)から温かい缶コーヒーを受け取る住民=湖西市新居町の住吉西地区命山で

自主防の役員(右)から温かい缶コーヒーを受け取る住民=湖西市新居町の住吉西地区命山で

 東日本大震災から丸十年になる十一日夜、湖西市内の五カ所で夜間防災訓練があった。南海トラフ巨大地震で津波の浸水想定域になっている新居町の住吉西地区では、住民約九十人が参加して近くの命山までの経路を確認した。 
 自主防災会の役員が地区内の約二百二十世帯に事前に紙を配り、家を出た時刻と命山に到着した時刻を住民に記入してもらった。午後七時の同報無線の啓発放送を合図に、大半の住民が十分以内に命山頂上に到着した。
 頂上では市に事前に許可を取り、自主防役員が発電機、投光器やカセットこんろが作動するかを確認。避難確認の紙を提出した住民は、鍋で温めた缶コーヒーを手に帰宅した。ペット同伴の避難も呼び掛けて、住民の飼い犬三匹も参加した。
 一昨年まで、震災に合わせた夜間防災訓練が市内各地区で一斉に開かれていた。昨年に続き今年も新型コロナウイルスの影響で訓練を取りやめる地区が多い中、住吉西地区以外に新居町の高見地区と梅田、山口、岡崎の各地区が自主的な避難訓練を開催した。
 住吉西自主防の堀川匡士会長(62)は「やめるのは簡単だが、少しでも実践する場を作らなければという思いがある。昨年九月の訓練より多くの住民が感染症対策に気を使いながら来てくれて感謝している」と話した。 (鈴木太郎)

関連キーワード

おすすめ情報

静岡の新着

記事一覧