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<九州発!河野剛志の釣り日誌>桜鯛始動! タイラバで79センチゲット

2021年3月12日 05時00分

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「やったぞ〜」 今期最大の大物を仕留め満面の笑みです。大ダイに感謝!

「やったぞ〜」 今期最大の大物を仕留め満面の笑みです。大ダイに感謝!

 春の陽気に誘われてミツバチやテントウムシが姿を見せ始めた南九州。この季節になると入鯛と呼ばれ人気のターゲットがいる。ピンク色の美しさ、その強烈な引きやおいしさから釣り人をとりこにしてやまない桜鯛だ。今回はシーズンインしたばかりの鹿児島湾でタイラバにチャレンジしてきた。タイラバの選び方や誘い、そして大物とのやりとりなど一筋縄ではいかないが、奥が深く楽しいタイラバゲームをご紹介したい。 (河野剛志)

◆潮緩んだタイミングで125グラムにヒット

 3月上旬に鹿児島湾にタイラバに出掛けた。春のマダイは桜の花びらのような美しいピンク色で桜鯛といわれ、新年度のお祝いに喜ばれる魚である。産卵のために内湾の浅瀬に集まり、数釣りを楽しめることから乗っ込みマダイといい、鹿児島では外洋から鹿児島湾の湾内に入ってくることから入鯛と呼ばれて親しまれている。栄養を蓄えたおいしい白身、そして卵や白子も絶品。釣っても食べても、うれしい桜鯛は南九州でも人気の魚である。
 当日は鹿児島市の木材港出船の遊漁船ジャンボを利用して、谷山沖に向かった。6時半に出港し、釣り場までは約10分。約5キロメートル沖にある水深80メートル付近を狙っていく。このポイントは鹿児島湾の中央に位置する湾央部で、2月上旬に湾口部に入ってきたマダイが50キロメートルほど北上して、3月上旬から釣れ始めるポイントである。シーズン序盤ということもあり、少し難しいタイミングだが運試しも兼ねて挑んだ。
 まずは紅雫105グラムのタイラバを海底まで落とし、そこからゆっくりとリールを巻く。船長が魚群探知機の反応を見ながらマダイがどの水深にいるかを教えてくれる。海底から10メートル前後に魚の反応があったので、着底したら20回ほど集中してリールを巻くとコツコツという小さなアタリ。まず1匹目は20センチのイトヨリだった。船釣りでよく釣れるおいしい魚だ。
 それから1時間ほどたつと風が強くなったのでタイラバを125グラムに変更。風が強くなると船が流れて着底が分かりにくくなるので、さらに重い150グラムまでを使いながら攻めていく。9時半になり潮が緩んできたので125グラムに戻したところで、竿先をたたくような小さな魚信が出た。

◆ラスト1時間「デカい!」

 そのまま同じ速度でリールを巻き続けると竿先が海面に突き刺さる。手元にゴツゴツと首を振る引きを感じる。「マダイだ!」。やがて海面にゆっくりと上がってくるピンク色のきれいな魚体が見え、確信に変わる。船長にタモ入れしてもらい貴重な一匹目をキャッチできた。50センチのアベレージサイズだがその美しい魚体を見ると、とてもうれしい。
 まだ低水温で魚の活性が低いためか、一匹目を釣り上げるまでに魚信があっても掛からなかったり、途中で針が外れたりすることがあった。そこでマダイが針を吸い込みやすいように、片方の針にリヴァーチ1.6の浮力のあるワームを付けたことが功を奏したようだ。
 10時半を過ぎてラスト1時間勝負。海底付近は二枚潮になり、巻き始めは軽いがリールを10メートルほど巻くと抵抗が重くなる。適度な抵抗がかかるとタイラバがブルブルと動き、マダイが食いつきやすくなる。抵抗が一定になるように巻く速度を少しずつ変えながら攻めていくと竿先をひったくるような魚信。

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