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金物店が世界の民族楽器店に 三国の堀さん

2021年3月12日 05時00分 (3月12日 05時00分更新)
ガラス製や笏谷石製の石笛を並べ、民族楽器の魅力を語る堀さん=坂井市三国町北本町4で

ガラス製や笏谷石製の石笛を並べ、民族楽器の魅力を語る堀さん=坂井市三国町北本町4で

  • ガラス製や笏谷石製の石笛を並べ、民族楽器の魅力を語る堀さん=坂井市三国町北本町4で
  • 金物店時代の面影を残す外観が地域の人の好評を集める=坂井市三国町北本町4で
 世界各地の民族楽器を販売する「民族音楽屋ココペリ」が十一日、坂井市三国町北本町四にオープンした。店主の堀建一さん(52)が、金物店だった趣のある町家を改装し、地元産石材などを使ったオリジナル商品を開発。毎年五月に三国祭の笛や太鼓でにぎわう町を「民族音楽の響きの似合う場所」と見込み、音楽を仲立ちに地域の人が集う拠点を目指している。 (浅井貴司)
 六十平方メートルの売り場に約三十種類、百点ほどの楽器が並ぶ。金属製の棒を親指で弾いて音を出すアフリカの「カリンバ」は柔らかな音色が魅力。南米の民族音楽フォルクローレに欠かせない弦楽器「チャランゴ」は貝で装飾され、見た目にも華やかだ。店内は十五年前まで金物店だった面影を生かし、飾り棚の引き出しには、くぎやかすがいの名前が書き込まれたまま。軒下の看板も残し、地域の人から「この店にまた明かりがともるなんて」と感激された。
 店は、江戸時代から続くちょうちん店や和菓子店が並ぶ地区「上八町久宝持(うわまちきゅうほうじ)区」の入り口に立つ。地域の看板を背負う中で昨年秋、オリジナルの石笛づくりに着手した。古来、日本の祭礼で使われてきた手のひら大の石の笛を、いず...

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