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母親の疑問や提案 浜松で本音の交流会

2021年3月12日 05時00分 (3月12日 05時03分更新)
子育てや仕事をする中で感じたことを語り合う参加者=浜松市東区で

子育てや仕事をする中で感じたことを語り合う参加者=浜松市東区で

 子育てや仕事をする中で感じる疑問や考えを共有する「今これからの会〜子育て・女性・ライフ〜」が十日、浜松市東区で開かれた。県内外の母親九人が集い、子育て支援や教育、働き方、男女平等の実現について本音で語り合った。
 浜松市で母親支援活動をする有賀愛さん(41)=中区=のネット上でのつぶやきがきっかけで開催。昨年、自身の会員制交流サイト(SNS)に「選択肢が増えるのはいいけど、子どもを産んだら働いてって簡単に言わないでほしい」と書き込んだところ、「働く=輝くではない」など多くの意見が寄せられた。
 交流会では、参加者が思いや提案を書き出し、共有。三人の子どもを育てる磐田市の小笠実歩子さん(37)は「仕事が終わって夕食を作るのも、PTAや学校の用事で仕事を休むのも母親」と家庭内での男女差に言及。愛知県豊橋市の社会福祉士近藤裕美さん(37)は「子育てと親の介護を同時に担っている女性も多く、中学校区に一つある地域包括支援センターで両方の相談ができるようにしてほしい」と声を上げた。
 「学童保育の定員を増やしてほしい」「女子の制服にスカート以外の選択肢を」「議員の定年制」「企業やサービスに女性の視点が必要」などの意見もあった。
 有賀さんは「子どもを産んですぐに働く女性が増え、子どもの話を聞く時間がないほど多忙な家庭が多い。二十代の方や男性の意見を聞く場も設け、どんな支援や制度が必要か考えたい」と話している。 (久下聡美)

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