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東京湾でマゴチ釣り開幕! 金沢八景「一之瀬丸」から出船

2021年3月11日 05時00分

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 「掛けた瞬間の衝撃がたまらない!」東京湾のマゴチ釣りが開幕した。照りゴチと呼ばれ、少し前までは夏のイメージだったが、今ではすっかり早春からの釣り物として定着。最近では若手アングラーの姿も多くなってきた。アタリを待つ間の息を詰めるような静寂、アワセが決まるとガツン!と衝撃が来て、その後はガクガク!ギュンギュン!の強い引きにハラハラドキドキ。静から動のコントラストの激しさがこの釣りの魅力だ。横浜市金沢八景の「一之瀬丸」から紹介しよう。 (中日釣ペン 粕川晃)
◆中型が中心もまずまず順調
<釣り場&概況> 取材に訪れたのは開幕から2回目の出船日。
 「まだ始まったばかりだからハッキリとは言えないけれど、まずまず順調なスタートと言っていいんじゃないですか。ただ、異常なくらいに爆釣した昨年と比較してもらったら困りますけどね(笑)」とはマゴチ船担当の渡辺直人船長だ。
 釣果は取材日まではトップで5〜6匹、型は中型主体に最大53センチだったが、6日にはトップ10匹、次頭9匹で65センチのビッグワンも上がっている。
 取材日の釣り場は八景沖、海堡周り、木更津沖の水深15〜25メートルだったが「釣り場は、まだまだたくさんあります。もう少し暖かくなれば、もっと浅いところでも食いだすでしょう」とのことだ。

◆専用竿ベスト 餌はサイマキ

<タックル&仕掛け> マゴチ釣りで求められる竿のスペックは小さなアタリを捉えることができ、かつ食い込みまで違和感を与えない穂先と、マゴチの硬い口に針をガッチリと食い込ませるためのしっかりとした胴の強さ。LTゲームロッドを持ち込む人もいるが、ここは専用竿を薦めたい。
 仕掛けは図の通りで実に単純。中オモリは三日月オモリがマゴチ釣りの代名詞だったが、最近はシャクリマダイやアオリイカで使われる棒状の中オモリを使う人も増えていて、どちらでも全く問題はない。

◆餌付け、ほんのわずかに針先出す タナ取り、海底から1メートルオモリ切る

<釣り方> 勘所は餌付け、タナ取り、アワセ時の3つで、まずは餌付け。サイマキは頭のケンを折り取り、口から針を刺し入れ、ケンの付け根辺りに針先をほんのわずかに出す(針のカエシまで抜くのは出し過ぎ)。
 次にタナ取りだが、ハリス1・5メートルなら海底から1メートルオモリを切ったタナが基本。餌のエビが海底から時々フワッと浮いて泳ぐ位置をイメージしたタナ取りだ。このタナをしっかりキープするのが肝要。タナを取った後、アタリを待つ姿勢で竿先が下がったり、ロッドキーパーに竿を掛けたりで、20〜30センチ変わってしまうことがあるので注意が必要だ。
 最後にアワセ。マゴチのアタリはコツンときたり、フッと竿先がモタレたりさまざまだが、いずれのアタリでも糸をたるめないように少しリールを巻きながら竿先を送り込む。この後、勝手に食い込みアタリが出てくれれば良いがそんなことはまれ。6、7秒待って何も変化がなかったら、そっと竿を聞き上げてみる。
 胴に乗るような重みや、コツコツでなくグーングーンと断続的な引き込みがあったらアワセ時だ。よくあるのが竿先を送り込んだはいいが、そのままどうしようかな?と迷っている間にマゴチに餌を離されてしまうこと。

◆迷わずしっかり 大アワセOK

 以前、渡辺船長が言っていた「サッカーでもシュートを打たなきゃあ点は入らないでしょ。マゴチ釣りではアワセなきゃあ始まらない。空振りしても恥じゃないからビシッとアワセを入れよう」とは、けだし名言だと思う。

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