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サケガシラ 浜名湖で深海の珍客発見

2021年3月11日 05時00分 (3月11日 05時03分更新)
浜名湖で初めて発見された深海魚サケガシラ=浜松市西区のウォットで

浜名湖で初めて発見された深海魚サケガシラ=浜松市西区のウォットで

 日本海や日本近海の太平洋の水深二〇〇〜五〇〇メートルに生息する深海魚サケガシラが、浜名湖で発見された。五日から六日にかけての深夜、浜名湖南部でシラスウナギ漁をしていた漁師の網に入っていた。浜名湖での確認は初めてとされ、浜松市西区の浜名湖体験学習施設「ウォット」が標本処理し来月中にも展示する。
 発見されたサケガシラは体長一・一メートル、重さ一・五キロ。銀白色をした角張った細長い体で、深海の暗い環境に適した大きな目や、餌を捕食するために口先が伸びるのが特徴。近縁種のリュウグウノツカイに似た形をしている。
 ウォットの飼育スタッフ大竹純也さん(31)は「漁師が発見した時には死んでいたが、状態は良く、生きたまま湖内に入ってきたと推測される。浜名湖で発見されたことのない魚なので驚いた。珍しいです」と話した。
 浜名湖ではこれまで約四百六十種の魚類が確認されており、サケガシラ以外の深海魚の発見も過去にはあった。大竹さんは「海が荒れていたわけでもないので、偶然が重なって迷い込んだのでは」と話した。 (篠塚辰徳)

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