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巨人・秋広は自分のタイミングを持っているからバットが振れる 開幕スタメン、チームの起爆剤になれ【大島康徳評論】

2021年3月10日 22時06分

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巨人・秋広

巨人・秋広

◇10日 オープン戦 ソフトバンク1―1巨人(ペイペイドーム)
 「すごいなあ」と感じながら見ていた。注目を集めている巨人の秋広は、やはり楽しみな選手だよ。特にいいのは、自分のタイミングを持っていること。だから、バットを振れる。タイミングが合わないと、ためらいなく振れないからね。この日も甘い球、ストライクゾーンの球、どんどん振りにいった。身長が高くて、腕も長いのに、内角もうまくさばける。
 開幕が近づくと、相手も主力投手が出てくる。壁には当たるだろう。でも、それにどう対応するかを原監督を始めとした首脳陣は見ていると思う。秋広は結果を追い求めるよりも、自分の持ち味を生かして今のスイングを続けてほしいし、本当に開幕スタメンを期待したい。
 何より、現時点でもチームには「秋広効果」が渦巻いていると思う。秋広が1軍に入れば、別の1人が追い出されることになるからね。当然、中堅やベテランのメンバーのお尻に火が付いて、ソフトバンクのようにチーム内の競争は激化する。その意味でも、秋広がチームに与える効果は絶大だ。
 もう1つ、この日の試合で見どころがあったのは小林のリード。昨年の日本シリーズでは1度もマスクを任されなかったが、やはり内角の使い方がうまい。強く振れるソフトバンクの打者に自分のスイングをさせず、うまく打たせることができていた。
 打撃面も含めると、主力捕手は大城になるのだろうが、タイミングの外し方や目先の変え方、配球のうまさは小林が上回る。大事な試合や厳しい場面ではマスクを任せるという選択肢も出てくるのではないか。

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