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訪日外国人の消費税免税手続き  ハピリン 一括請け負い 

2021年3月9日 05時00分 (3月9日 09時39分更新)
総合受付に設置された免税手続き一括カウンター。日の丸に桜をあしらったマークが目印だ=福井市のハピリンで

総合受付に設置された免税手続き一括カウンター。日の丸に桜をあしらったマークが目印だ=福井市のハピリンで

 カウンター設置 館内や商店街の買い物で

 JR福井駅西口のハピリンの管理組合が八日、館内や周辺商店街で買い物をした訪日外国人(インバウンド)の消費税免税手続きを一括して請け負う「免税カウンター」を、総合受付に開設した。北陸新幹線県内延伸や米ホテル大手マリオット・インターナショナルの「コートヤード・バイ・マリオット福井」開業など、インバウンド拡大の好機となる二〇二四年春に向けて体制づくりを進める。 (北原愛)
 管理組合によると、福井駅西口ではこれまで土産物店や化粧品店など数店舗が個別に免税店として営業。新型コロナウイルス感染拡大以前は台湾や韓国、中国の観光客が買い物を楽しんでいた。免税カウンターの開設はコロナ収束後の誘客戦略の一環。店側にとっても国への申請手続きの簡略化のほか、免税システムの導入コストが抑えられるなどメリットが大きい。
 客側も複数店舗で買い物した金額の合算が免税対象となり、処理が一括で済む。これまで対象外の少額商品も免税対象となる場合がある。カウンターでは、買った商品とレシート、パスポートを確認し、免税額を計算してその場で返金。返金した免税金額は各店舗に請求する。
 新幹線開業も駅西の再開発ビル完成も一年遅れとなったが、「この機に、外国人の駅前での買い物環境を面的に整備したい」と担当者。最初は館内の二店舗が対象だが、協力を要請された福井駅前商店街振興組合の加藤幹夫理事長は「コロナが落ち着けば、インバウンドは回復するだろう。駅前のにぎわい、福井の発信に向け、全面的に協力したい」と意気込む。

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