五輪代表逃し「どん底に落ちた」松田瑞生…再起戦の名古屋「脱・腹筋女王」が日本記録更新を目指す
2021年3月9日 06時00分
腹筋から体幹強化を重点的に
趣味は腹筋を鍛えること。バキバキに割れた腹筋から「腹筋女王」とも呼ばれているが、挫折を経てややスタンスが変わった。「腹筋を付けすぎるのはよくないと言われた。今は体幹を重点的に鍛えるようにしている」。1日1200回がノルマだった腹筋は、1000回程度へ減らした。
脱・腹筋女王で20分切りへ。名古屋で松田ここにありを見せつけ、究極のターゲットに据える2時間19分12秒(2005年野口みずき)の日本記録更新へ弾みを付けたい。
▼松田瑞生(まつだ・みずき) 1995(平成7)年5月31日生まれ、大阪市出身の25歳。158センチ。大阪薫英女学院高出。ダイハツ所属。2017年日本選手権ではトラック種目の1万メートルで優勝し、世界陸上に出場(19位)。18年大阪で初マラソン初優勝。19年の東京五輪代表選考会・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は4位。20年大阪は2時間21分47秒の好記録で優勝したが、五輪代表は逃した。
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