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石川昂よ根尾よ、野球界の『ひな壇』から飛び出て輝け!かつての自分のように…【井戸田潤のドラ放談】

2021年3月9日 06時00分

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石川昂弥と根尾昂両選手への期待を語る井戸田さん

石川昂弥と根尾昂両選手への期待を語る井戸田さん

 竜党を自負する著名人が独自の視点でドラゴンズ愛を語る「ドラ放談」。今回登場するのはお笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤さん(48)。石川昂弥(19)、根尾昂(20)両選手への期待を自身の若手時代の思い出を交えて語った。
 例年ならドラゴンズのキャンプ取材に伺っていたのですが、今年は新型コロナの影響で沖縄に行けずじまい。とてもさみしい2月でしたが、竜党の一人として紙面やテレビでキャンプの様子を逐一チェックしていました。
 期待したいのは石川昂さんと根尾さんですね。2人とも以前テレビ番組の取材でお話を伺ったことがあります。ちょうど1年前のこと。ルーキーの石川さんに会うため読谷球場へ。フリー打撃を見て本当に驚きました。とんでもない打球が次々と防球ネットを越えていったのです。素人目でも度肝を抜かれましたね。相手は18歳ですけど、その後のインタビューでは正直こっちが緊張しました。「4番を打つのが当たり前で生きてきた」という感じだったので期待できるなと思いました。顔も良い意味でやんちゃそうだし、やってくれそうです。根尾さんもインタビューしたときは自分の意見がしっかりあって、高卒ルーキーにありがちなフワフワした感じが一切なかった。2人には今季とにかく1軍に定着してほしいですね。
 2人のようにブレークを目指す若い選手を見ていると、自分の若手時代を思い出すことがあります。ひな壇に座っていて前に出られないと気落ちするんですよ。とはいえ、前に出てすべっても気落ちする。でも何もせずに終わったときの気落ちほどむなしいものはない。見逃し三振と空振り三振の違いに似てますかね。それでもめげずに前に出ているとだんだん周りの空気が変わってくる。
 こういうことを繰り返してると、駆け引きや感覚が勝手に身に付いてきます。そしてうまくいく瞬間は突然訪れます。前に明石家さんまさんの番組で、手練れの芸人がひな壇に30人。そのときハンバーグ師匠で3段目にいたんですけど、出ようと思っても出られない。とにかくいかなきゃと思って焦っていたときです。光が差して、前に出る動線が見えた(笑)。あれはゾーンでした。その光に導かれてさんまさんの隣にいて、気が付いたら大ウケ。だいぶ話が飛躍したかもしれませんが、野球選手もそういう瞬間ってあるんじゃないかなと思うときがあります。石川さんも根尾さんもひな壇から飛び出て、輝いてほしい。芸人で例えるならゆくゆくはゴールデンで特番をやるような存在になってくれるでしょう。
 そしてキャンプと言えば、立浪さんが臨時コーチとして教えていましたね。その打撃理論が浸透するとさらに打線は楽しみになります。先日、テレビ局で中居正広さんに会ったんですけど、「立浪さんどんな感じなの」と聞かれました。G党が探ってきましたね。僕も僕で「懐への誘い込みが良くなりました」とかましておきました。そんな表現はないと思いますけど、もう前哨戦は始まっています。開幕まで1カ月を切りました。楽しみに待ちたいと思います。

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