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高浜3号機 運転再開 関電の稼働原発2基に

2021年3月8日 05時00分 (3月8日 10時03分更新)
関西電力高浜原発3号機 =高浜町で

関西電力高浜原発3号機 =高浜町で


 関西電力は七日、定期検査中の高浜原発3号機(高浜町)の原子炉を起動し、運転を再開した。昨年一月の定検入り以降、機器トラブルやテロ対策の「特定重大事故等対処施設(特重施設)」の完成遅れなどで、当初計画より運転再開が遅れた。関電で稼働中の原発は大飯原発4号機(おおい町)と合わせ二基となる。
 高浜3号機では昨年二月、蒸気発生器の伝熱管に傷が見つかり、四月の運転再開を延期。八月には特重施設が未完成のまま設置期限を迎え、運転できなくなった。施設は十二月に完成したが、高浜4号機でも伝熱管に傷が見つかり、両基で原因を詳しく調べるため停止が長期化した。
 傷の原因となった可能性がある「鉄酸化物」の密度を下げるため、蒸気発生器内を薬品洗浄し、傷のついた伝熱管には栓をして使用を停止する。
 今回の定検では、炉心の燃料集合体百五十七体のうち五十二体を新燃料と交換した。全体のうち二十体はプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料で、プルサーマル発電をする。営業運転には四月上旬に入る見込み。

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