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野外体験が学びの基礎に 安曇野、自然保育のブランド化進む

2021年3月7日 05時00分 (3月7日 16時52分更新)
たき火でパンを焼く子どもたち=安曇野市明科のくじら雲で

たき火でパンを焼く子どもたち=安曇野市明科のくじら雲で

 子どもの主体性や自己肯定感を育むことを目的に、県が2015年度から始めた「信州やまほいく(信州型自然保育)認定制度」。安曇野市では22園が認定を取得し、豊かな自然環境を生かした保育に取り組んでいる。21年度からは公立園の保育業務の民間委託を始めるなど、市は移住促進施策も兼ねて自然保育のブランド化を進めている。 (大塚涼矢)
 同市明科の「響育(きょういく)の山里 くじら雲」は自然保育に取り組むNPO法人。園庭でのお絵描きや調理、周辺の山林や河川で片道二キロの散歩など、一日五時間の保育時間のほとんどを野外での活動に充てている。
 二月下旬、園児たちが長さ一メートルほどの竹の棒の先端にパン生地を巻き、たき火で焼いて昼食にした。子どもたちは「おいしい」「熱い」と言いながらほおばった。十年以上、自然保育に携わる代表の依田敬子さん(53)は「長時間、屋外で過ごすので土踏まずもしっかりできる。脳や骨の発達にもいいし、自然保育を求めて移住される方も多い」と話す。
 くじら雲が採り入れているのは、県が認定する自然保育のうち「屋外での体験活動が一週間で計十五時間以上」の特化型で、市内では他に認可外の三保育園...

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