【J1川崎】「復興応援試合」で仙台を完膚なきまでに圧倒の5得点!クラブ初の開幕3連勝
2021年3月6日 18時31分
◇6日 J1第2節 川崎5―1仙台(ユアスタ)
震災から丸10年。「復興応援試合」と銘打たれた黄色いスタジアムで、勇み立ったのは川崎の選手たちだった。強襲、猛攻で今季最多の5点を奪い、仙台を完膚なきまでに圧倒。クラブ初の開幕3連勝を飾った。
「ボールを一生懸命追いかける姿、頑張っている姿を東北の皆さんに見てもらえればと思ってプレーした」。勝利への気迫、執念を結実させたヒーローは今季初先発の33歳FW小林だった。
前半12分、右サイドを駆け上がった田中の高速クロスに飛び込み、11季連続得点となる今季初ゴールで先制。同39分には橘田の右クロスに合わせ、J1通算122点目を挙げた。「前から勢いを持っていく。いい入りができた」。前戦・C大阪戦から先発が6人も入れ替わった中で巡ってきた好機にキッチリと結果を出した。
10年前の2011年4月23日。震災による約1カ月半の中断を経て、リーグ再開初戦で両チームは戦った。当時コーチだった鬼木監督は「サッカーでどれだけ元気づけられるか見せようと選手たちに話していた。いい力といい姿勢を出してくれた」と、勝利以上に選手たちのひた向きさをたたえた。
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