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ピッチャーの球「軽い」「重い」とは?

2021年3月6日 05時00分

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 【質問】中学硬式のピッチャーです。テレビの野球解説で、ピッチャーの球が軽いとか重いとか言っていましたが、どういうことですか。投げ分けることができるのですか。 (名古屋市 C君=中1)
 【答え】投手のボールが軽いとか、重いとかは、投げ方や握りかたによって変わる球質のことです。私は投手の経験がありませんが、技術的にはそう簡単に軽い、重いを投げ分けることはできないと思います。軽い球と重い球の特徴を具体的に教えます。
 軽い球は、スピンのきいたキレのいい球といわれるもので、日本人投手に多い球質です。下半身を使って腕をむちのようにしならせると、ボールにバックスピンがかかりホップするような球になります。ボールを浅く、軽く握ることで腕や手首、指がスムーズに可動して多くのスピンをかけることができます。ただし、スピン量の多い球は反発力が大きいので、ミートするだけでもよく飛ぶので、球速が落ちたときは要注意です。
 重い球は、ボールを強く深く握ることで手首のしなりを使わずに投げることでスピン量が少なくなった球です。腕力で投げる感じで、手が大きくてパワーがある外国人投手に多く見られます。160キロ以上を投げる大リーグの投手の速い腕の振りは、筋力が強い証拠です。最近は日本でも多くの投手が前腕などの筋力強化のトレーニングに励んでいます。反発力が低くて重い球は球速があれば、飛ばすのが難しいので、そういうのを目指しているのです。 (慶大野球部元監督)
【水、土曜日連載】
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