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【独自】日鉄ステンレス衣浦製造所、22年3月閉鎖へ

2021年3月6日 05時00分 (3月6日 05時01分更新)
来春の撤退が決まった日鉄ステンレス衣浦製造所=5日、愛知県碧南市浜町で

来春の撤退が決まった日鉄ステンレス衣浦製造所=5日、愛知県碧南市浜町で

  • 来春の撤退が決まった日鉄ステンレス衣浦製造所=5日、愛知県碧南市浜町で
 日本製鉄子会社の日鉄ステンレス(東京)は五日、新型コロナウイルス禍によるステンレス鋼板の需要減を受け、衣浦(きぬうら)製造所(愛知県碧南市)を二〇二二年三月末に閉鎖すると発表した。正社員二百四十人は、県外への配置転換を検討する。閉鎖後の跡地の利活用は未定としている。閉鎖は同日公表した日本製鉄の中期経営計画の一環。
 同製造所は、日本金属工業時代の一九七二年に稼働を開始。約六十五万平方メートル(バンテリンドームナゴヤ十三個分)の敷地内で建設業向けなどのステンレス鋼板を製造。しかし、新型コロナ禍による経済活動の停滞を受け、二〇二〇年四〜十二月の同社の鋼材出荷量は前年同期比の二割減となった。生産体制の集約を検討する中で、設備の老朽化が進んでいた衣浦製造所の閉鎖を決めた。
 同製造所は昨年十月、加熱したステンレスをロール状にする熱延設備を休止。今回、鋼板を薄く延ばす冷延設備の休止で全設備が止まる。現在働く二百四十人は本人の希望を聞いた上で、茨城、山口、福岡の製造所に配置転換を進める。
 五日、衣浦製造所の内田俊彦所長が碧南市役所を訪れ、禰宜田(ねぎた)政信市長に閉鎖を説明。禰宜田市長は「突然で驚い...

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