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エースの役割はチームに好影響与えること…東海大相模・石田はリベンジに燃える【センバツ連載】

2021年3月6日 06時00分

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センバツでの好投を誓う東海大相模・石田

センバツでの好投を誓う東海大相模・石田

 昨秋、逆転サヨナラ負けを喫した相手と甲子園での再戦が決まった。リベンジの機会を得た東海大相模(神奈川)のエース左腕、石田隼都投手(2年)は「勝ちたい気持ちを前面に出して戦います」と東海大甲府(山梨)との初戦に向けて気を引き締める。
 関東大会準々決勝。1―0でリードの9回に連打を浴び、「打たれたというより、先頭バッターのフォアボールがすごく心に残っている。そこで流れを崩してしまったというのは感じました」。この試合での被安打は5。悪かったのは最後の1イニングだけだった。
 この冬は1本、1球を大切に取り組んでいる。投球フォームは下半身の使い方を変えてリリースで一番力が入るようにした。1年夏に甲子園で初登板し、昨夏の交流試合は大阪桐蔭戦で先発して7イニングを2失点。最速142キロながらチェンジアップ、スライダーを操ってのテンポのいい投球はプロのスカウトも評価。DeNAの稲嶺スカウトは「じょうずにピッチングを組み立てられる。体もひと回り大きくなってスピードも上がってきたというので楽しみ」とひと冬越えての成長を期待する。
 心に刻んでいる言葉は「影響力」。昨秋の神奈川県大会中に、門馬敬治監督(51)からもらった。「自分はエースなので、影響させる力がある。自分が悪いことをやったら周りも流される、いいことをやれば、そっちに流れる」
 石田自身、先輩たちの影響を受けてきた。2015年夏の甲子園で優勝した中日の小笠原慎之介投手(23)に憧れて入学。手首のけがを乗り越えた2学年先輩の阪神・遠藤成内野手(19)からは「ひたむきさ」を学んだ。コロナ禍で開催される甲子園大会のありがたみをかみしめる自身3度目の甲子園での目標は1つだけ。「日本一を目指します」。この春は、最高のインフルエンサーになる。
 ▼石田隼都(いしだ・はやと) 2003(平成15)年4月5日生まれ、栃木県真岡市出身の17歳。183センチ、75キロ、左投げ左打ち。小学3年で真岡クラブで野球を始め、真岡中時代は真岡ボーイズでプレー。東海大相模では1年春からベンチ入りし、夏の甲子園で中京学院大中京(岐阜)戦に先発。昨夏の甲子園交流試合にも出場した。最速は142キロ、持ち球はチェンジアップ、カーブ、スライダー。

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